鑑評会出品酒として、極少量だけ作られてきた「しずく酒」
酒蔵が、毎年蔵の技術を結集して取り組む「鑑評会出品酒」。この「鑑評会出品酒」には、ほぼ全ての酒蔵で「しずく搾り」の製法が使われています。
厳密にテイスティング評価し、基準を満たしたお酒のみ、認定書付きで出荷します。
酒蔵が、毎年蔵の技術を結集して取り組む「鑑評会出品酒」。この「鑑評会出品酒」には、ほぼ全ての酒蔵で「しずく搾り」の製法が使われています。
厳密にテイスティング評価し、基準を満たしたお酒のみ、認定書付きで出荷します。
ポタポタと落ちる「しずく」だけを時間をかけて集める「しずく酒」。
美味しいお酒が出来る一方で、販売するほど多くの量を作るのは難しく、蔵の関係者など極一部の人しか飲む機会がありませんでした。
パートナーの酒蔵の皆様の全面協力のもと、5年の開発期間を経て、極少量ではありますがようやく商品化に至りました。
丸本酒造は、「オーガニック認証の3大スタンダード」を日本で最初に取得。
有機栽培にも積極的に取り組んでおり、酒米の全量を自社で栽培する、日本で数少ない酒蔵です。
洗練された、クリアな口当たりをご堪能ください。
「しずく搾り」は、機械を一切使わずに、ドリップコーヒーのように、ポタポタと自然にしたたり落ちるしずくだけを、時間をかけゆっくり集める繊細な伝統手法です。
通常1時間程度で終わる搾り作業に対して、「しずく搾り」は最大で「48時間」程度の時間をかけて搾りを行い、杜氏は泊り込みで頻繁な酒質確認を行います。
そうして出来上がるお酒は、通常の機械搾りに比べると、およそ1/10以下と極めて少量。
香りと味のバランスが最上のタイミングをテイスティングで見定め、ごく一部のお酒のみを集めます。
蜜入りの林檎の様に甘やかな上立ち香。黄桃やマスカットを思わせるエレガントな香り。柔らかな甘みがすっと広がり、洗練されたトロみとシルキーな旨みで満たされます。香り、味わい、余韻、すべてがバランスよく調和。余韻は長く、エレガントな酸が穏やかにひき締めます。お酒だけでも完結する満足度です。
製造工程と香味の厳格な基準をクリアした瓶のみ「しずく直汲み」として出荷しています。
本数が記載された、シリアルナンバー付きです。
化粧箱入りでお届けいたします。ラッピングは購入画面よりご選択ください。
「香りの華やかさに驚いた。見た目も良く、作り手のこだわりを感じる」
「特別な時に飲みたいお酒」
「家族との久しぶりの集まりに、刺身と一緒にいただきました」
「飲んだ瞬間にうまいと感じる酒」
「年末用に購入。通常の純米大吟醸と飲み比べたが、別物」
「父へのプレゼントに。珍しく美味しかったと連絡してきたのでよっぽど気に入ったのでしょう」
「シリアルナンバー付きのフダ」「醸造家のサイン入りの認定書」「Tasting Note」をお入れいたします。
直接会えない方にも、特別なギフトということが一目で伝わります。
洋ナシを思わせるような華やかな香り、味わいに搾りたての果実のようなジューシーさがあります。ブルーチーズに蜂蜜をかける感覚で楽しんでも面白いと思います。
満足感のある甘みと旨み、優しいキレがあり、塩味の食事と合わせるのがおすすめです。
レモンを絞った牡蠣とのマリアージュは絶品。
日本屈指の晴天率を誇り、世界的な星空の観測地として知られています。蔵の後ろにそびえたつ竹林寺山には、東アジア最大の天文台があり、丘を登ると瀬戸内海が一望できます。
1986年に入社して以来、丸本酒造の農業を担います。当時は近所の田んぼを耕作する程度だったため、隣町の田んぼまで耕すことになるとは思ってもみなかったそう。趣味は落語で、大会に出るためにアフターファイブでこっそり練習中。
大学は理系で学び、その見識の深さをいかし、日本酒に最適な酒米作りを続けています。また、自ら電子回路を設計した酒造り機械を数多く開発。夜中に温度管理する「夜勤君」、均一に麹を振る「ぱふぱふ君」は、一見の価値あり。
約30年前に既存のルールから脱却し、当時どの蔵もやっていなかった酒米作りを開始。オーガニック認証の3大スタンダードを日本で最初に取得。酒米作りから自社で行う、日本で数少ないドメーヌ酒蔵です。
自社の特別栽培米。掛米用と麹米用で目的別栽培を行う。
豊かな香りが特徴。鑑評会出品酒に使用されることが多い。
太陽の光が降り注ぐ恵まれた土地で、酒造りに取り組む様を表現。