フルーツコーンの魅力は大きく三つに分けられます。ひとつは高糖度。平均糖度はブドウやメロンに匹敵し、18度以上に達する品種も珍しくありません。加熱しなくても甘みを堪能でき、加熱すればさらに豊かな甘みが引き出されます。ふたつめは生食適性。粒の皮が極めて薄く、加熱なしでもシャキッとしたジューシーさを楽しめます。従来のトウモロコシに比べデンプン質が少ないため、粉っぽさがありません。そして三つめはジューシーで柔らかな食感。口に入れた瞬間、粒が弾けるようなみずみずしさが広がり、生でも加熱でも深い味わいを楽しめます。
フルーツコーンの魅力
フルーツコーンの旬
「フルーツコーン」の旬は、一般的なトウモロコシと同じく夏が中心ですが、その甘さを最大限に楽しむためには、収穫時期と鮮度が何より重要です。旬は地域や品種によって異なります。 全国的には6月下旬から9月上旬が旬とされ、この時期は市場に豊富に出回り、新鮮なものが手に入りやすくなります。北海道など冷涼な地域では、昼夜の寒暖差が糖度を高めるため、旬は8月上旬から9月下旬とやや遅く訪れます。一方、温暖な地域では早く収穫が始まり、5月下旬から店頭に並ぶこともあります。 フルーツコーンの最大の魅力である甘さは、収穫直後から徐々にデンプンに変化し失われます。そのため収穫後できるだけ早く、鮮度の高い状態で食べることが真の旬を味わう鍵です。
フルーツコーンの食べ方
フルーツコーンは、その驚きの甘さとみずみずしさを最大限に活かすことが、調理のポイントとなります。
レシピ
フルーツコーンは、加熱せずに生のまま食べるのが最もシンプルなレシピです。サラダの具材として、粒をバラして散らすだけで、シャキッとした食感とフルーティーな甘みが楽しめます。 茹でる、蒸す、焼くなど、加熱しても美味しくいただけます。加熱することで、甘みがさらに引き立ち、独特の香ばしさが加わります。バター炒めや、コーンスープ、天ぷらなど、幅広い料理に活用できます。
茹で方
短時間で加熱し、甘みを逃がさないことが重要です。一般的なトウモロコシよりも加熱時間を短くするのがコツです。 まずは鍋に湯を沸かし、皮をむいたフルーツコーンを入れます。再沸騰したら、3分程度の短い時間で茹でます。火から上げて、すぐに水気を切り、粗熱を取ります。 茹でる際に塩を入れるかどうかは好みになるでしょう。甘みを引き立たせるために少し入れる方法もありますが、フルーツコーン本来の甘さを楽しむなら、塩なしで茹でるのも良いです。
