「本来であれば、酒蔵は活気に満ち溢れ、酒造りの最盛期を迎えているはずでした。150年来、蒸米のない冬は一度もありません。静かな冷蔵庫内で割れた酒瓶を手に取った時、込み上げてくる感情を表す言葉が見つかりませんでした。
能登半島地震で失ったものや出来なくなったことは確かに多くあります。ですが、残されたもの、出来ることに目を向けていきたいと思います。
震災後、本当にたくさんの方からの温かいお心寄せをいただき、大きな励ましをいただきました。「能登を醸す」は、私たちが大切にしている経営理念です。一同心を合わせ互いに手を取り合い、この能登の地を必ず復興させていきます。能登の米、能登の水で醸す能登日本酒が、皆様のお心を和らげ励ますことを願っています。」
明治2年創業、NOTOを醸造する数馬酒造は、世界最高峰の日本酒鑑評会IWCで、トップトロフィーを受賞、石川県を代表する老舗酒蔵。全国トップレベルの超軟水と地元の特別栽培米で、能登の味わいを追求しています。
鑑評会用に斗瓶で5年低温熟成した大吟醸を、水の代わりに贅沢に使用する希少製法。
ライチの香り、飲んだ瞬間の蜂蜜様の優しい甘みを感じ、リッチな酸で爽快にフィニッシュします。
デザートワインのような甘みは、スイーツとのペアリングがおすすめ。
ライチを思わせる濃醇な香り、飲んだ瞬間の蜂蜜様の優しい甘みを感じます。後味はスッキリと心地よく、ストレートやロック、食後のデザート酒におすすめです。
お酒の仕込みの段階で通常は水を入れる工程で、水の代わりにお酒を使用する「再仕込み」製法により、トロみのある濃密な甘みを生み出します。
数馬酒造は、金沢国税局新酒鑑評会2021優等賞、IWC2023で最優秀トロフィーを受賞するなど、産地の優れた日本酒に贈られる賞を数多く重ねています。
5年低温熟成した鑑評会用の斗瓶囲いの「大吟醸」を仕込みのお酒に使用しているため、年間に醸造できる量はごく僅かです。
口に含んだ瞬間にはちみつを思わせる濃密な甘みが広がり、滑らかに喉を通ります。フレッシュな酸味があるため、後味はスッキリとした印象です。
小さなグラスに氷を浮かべて、お愉しみください。香りがシャープになり、柔らかな甘みが強調されます。
一般のバニラアイスも、高級スイーツに早変わり。ミルク感の強いタイプのバニラアイスがおすすめです。
飲んだ瞬間に蜂蜜の様な甘みに包まれ、リッチな酸で爽快にフィニッシュします。さながらライトなデザートワインのようです。ストレートやロックで、食後のデザート酒として。コンテやチェダーなどのチーズ、バニラアイスに少しかけても美味しいでしょう。
酸味を伴ったジューシーな Dessert Sakeの甘味と、あんぽ柿とフォアグラの組み合わせは、特別な一体感を生んでくれます。
「甘いのに後味は爽やか。」
「可愛いボトルに一目惚れして購入。友達も喜んでくれました。」
「お花見のお供にスイスチーズと一緒にいただき、大変おいしかったです。」
「スイーツのようなお酒。」
「見かけた時は必ず買う。それぐらい美味しい。」
「夜に軽く一杯飲むと、1日の疲れが癒やされます。」
ストレートやロックで食後のデザート酒として。
フォアグラなど濃厚な旨みのある食事とも好相性。チーズと合わせれば、はちみつをかけたクワトロフォルマッジのような味わいに。
日本初の「世界農業遺産」に認定され、豊かな自然に恵まれた能登半島。昔ながらの漁師町で、寒ブリやノドグロなど、季節毎に新鮮な海の幸を楽しむことができます。
世界有数の港町。暖水性から寒水性まで、一年を通して多種多様な魚が水揚げされます。
脂がのった「能登の天然寒ぶり」が冬の名物。
12月から1月のごく僅かな時期に水揚げされ、高値で取引されます。
数馬酒造の皆さん。左から6人目の方が蔵元の数馬さんです。
蔵の目の前に日本海が広がります。
数馬酒造の数馬さんとは、高校の同級生。裏さんは野球部、数馬さんはバスケ部で、学生時代はあまり関わりは無かったそう。今では、契約農家という信頼されるパートナーとして、特別栽培で作る安心安全な酒米を届けています。
自然や生物と触れ合うことが大好きという栗間さん。中学校の探検部で、顧問の先生が東京農大出身だったことから、同学校へ進学。生物と密接に関わり合う日本酒醸造学の奥深さに魅了され、酒造りの道へ。
名水あるところに名酒あり。数馬酒造の仕込み水は、能登の山間部から汲みあげる全国トップレベルの超軟水。能登の水と米、食文化に支えられ、能登らしさを追求しています。
世界農業遺産にも認定された、豊かな里山里海の風景と、日本海の海の幸に合う味わいを表現しました。
